古代蓮会館
蓮の資料館
平成13年4月22日、古代蓮の里に「古代蓮会館」がオープンしました。園内にそびえたつタワーが目印です。
この“古代蓮会館”の愛称は、平成12年7月に公募。
845通の応募の中から選ばれた市内に住む小学生ら8名の作品である“古代蓮会館”が選ばれました。
館内は、展示室、展望室、休憩所、研修室 の4つに分かれています。
1階展示室では、蓮に関する様々な資料を展示しており、一年中古代蓮の魅力を楽しむことができます。
また、行田の自然も紹介しています。2階展望室では、地上50メートルから大パノラマを望むことができ、関東平野を取り囲む山々を眺められます。
開館時間
9:00~16:30(受付16:00まで)
蓮の開花期(6月中旬から8月上旬まで)は7:00~16:30(受付16:00まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は営業)、祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業)、年末年始
蓮の開花期(6月中旬~8月上旬)は無休で営業しております。
開館時間、休館日は変更になる場合があります。(利用案内でご案内いたします。)
入館料
大人(高校生以上)
個人:400円 団体:320円
小人(小・中学生)
個人:200円 団体:160円
団体は20名様以上です。
未就学児童は無料です。
障害者手帳を提示した方およびその介護者1名は入館料が半額となります。
利用料の免除等の取り扱いについて
行田市内の小学校、中学校および高等学校が教育課程に基づく学習活動として会館を利用する場合の児童、生徒およびこれらの引率者の方は、当該施設利用料が免除となります。
提出書類:有料公園施設利用許可申請書(21KB)
有料公園施設利用許可申請書(67KB)
古代蓮会館で受付ます。
車いすの貸し出し
古代蓮会館では、車いすの貸し出しを行っております。(園内でもご利用いただけます。)
ご利用の方は来園の際、古代蓮会館受付へお申し出ください。
車いすが7台あります。
古代蓮会館イベント
- グランドオープン【平成13年4月22日】記念日
- 埼玉県民の日彩り感謝デー → 埼玉県民の日11月14日に子ども向けイベントなどを開催します。
- 迎春企画 → 1月1日初日の出の時間帯に特別開館しています。
- プレミアムイベント → 12月のクリスマスシーズンに延長開館しています。展望室から眺める夜景を楽しめます。
- ミニコンサート → 蓮の開花シーズンやクリスマスシーズンに、休憩所において、コンサートを行っています。
詳しくは、イベント情報をご覧ください。
古代蓮会館を利用したお客様からのコメント
展示室について
- 蓮の生長の様子、蓮の種類など蓮の花のことがよくわかった。
- 工夫されている。わかりやすい。
- 触ったりできる展示が良かった。
- 虫の観察ができた。
展望室について
- 360度見渡すことができてすばらしい。
- 都会では見られないすばらしい景色に感動した。
- 水田の緑が宝石のようにあざやかで絶景でした。
ご意見ご要望などお聞かせください。⇒ お問い合わせフォーム
概要
展望タワーは、蓮池の水面から花茎が立ち上がっている様子をイメージしたものです。
また、展望室から見える展示室部分は、蓮の葉をイメージしています。
「見て、触れて、聞いて」 楽しみながら自然を学習することができます。
工期:平成11年度~平成12年度
(延床面積:2449平方メートル)
100万人達成!
【古代蓮会館運営記録】
平成13年8月3日 小林亜星氏、ダークダックス氏来館
平成13年8月3日 インド大使来館
平成14年6月22日 古代蓮会館入館者10万人達成
平成15年3月1日 古代蓮会館 ホームページ開設
(省略)
平成28年10月4日 古代蓮会館入館者100万人達成
展示室
展示室では、行田の自然や蓮の生育、蓮に関する文化など、模型やジオラマや映像によってわかりやすく表現しています。
(床面積:約404平方メートル)
(収容人員:160人)
行田蓮(古代蓮)の発見
~ 奇跡の再生ストーリー ~
蓮池をイメージした展示室へのアプローチに、4枚のついたて状のガラスケースがあります。
地中深く眠っていたと思われる古代蓮の種が掘り起こされ自然発芽し、開花するまでの状況を見ることができます。
4枚目のついたてには、行田蓮の自生地の様子が昭和52年のニュース映像で紹介されています。
1.地中に眠る種子→2.発掘→3.自然発芽→4.開花
古代蓮ふれあいシアター
~ 大迫力の大型スクリーンシアター ~
古代蓮の里の一年のうつりかわりを
鮮明な4K映像で紹介します。
(投影時間:約8分)
いつでも古代蓮の里の様子を楽しめるように、「四季 古代蓮の里」をテーマに、四季折々の園内の様子や蓮の発芽から一年の様子、また蓮の花の開花から四日目までの様子などを、円筒形の大型スクリーンに映写した、色鮮やかな4K映像により見ることができます。
行田の自然 行田の自然と遊べます。
埼玉の小埼の沼に鴨ぞ翼きる
己が尾にふりける霜を掃ふとにあらし
埼玉の津に居る船の風をいたみ網は絶ゆとも言な絶えそね
~万葉集~
古代蓮の故郷である行田の自然や、そこに暮らす生物の様子を紹介しています。
行田の地形や地質、里の自然、水辺の自然をジオラマによって表現。
少し暗くなっている部屋には木が生い茂り、雑木林に入り込んだようです。
床から1mくらいの所に地面があり、木や草、亀、昆虫、たぬき、鳥などの小動物がいて、表示板をめくると枝にとまっている小鳥にスポットライトがあたって、きれいな声でさえずります。
- シジュウカラの声をきいてみよう
- オナガってどんな鳥だろう?
- 泣き声でアブラゼミがわかるかな?
- エンマコオロギはどこにいるかわかるかな?など 展示室で学びながら遊ぼう!
A 行田の自然の歴史
古代蓮が咲いていたと推定される1400年前の行田の自然を、行田市にゆかりのある万葉集でいにしえの故郷を紹介しています。
B 里の自然
前玉神社境内の森周辺地域を再現。木の幹の中や、土の中の生物の様子をのぞいたり、鳴き声を交えて野鳥、昆虫などの生物をクイズ形式で紹介しています。
- 樹液に集まる昆虫
- ドングリの見わけ方 など
C 水への自然
星川周辺地域を再現。生態がわかるように断面が見られるようになっています。キタミソウや市内で見られる水生植物、水鳥など、自然の様子を紹介しています。
- いろいろなタンポポ
- トンボの飛び方 など
古代蓮観察コーナー 蓮のことが学べます。
古代蓮の生態にふれるコーナーです。
蓮が種から発芽し、地下茎が伸び、葉がでて、芽がでて、花が咲きやがて枯れていく華麗な蓮の一生をモニター画面と連動しているレプリカにより観察できます。
また、シースルーの床からは、ふだんは目にすることのない地下茎の様子がわかるようになっており、蓮の特徴をなぞなぞによる質問形式で学べるコーナーなど、蓮に対する知識を深めていただけるような展示となっています。
- 蓮とはなにか
- 蓮とスイレンの比較
- 蓮の概要
- 行田蓮の特徴
- 蓮の生態と分類
- 蓮の成長過程をレプリカで紹介しています。
1.種子発芽→2.芽と根が伸びる→3.根茎が伸びる→4.浮葉と根が伸びる→5.葉が伸びる→6.花芽が伸びる→7.開花と止葉→8.枯れ、果托から種子が落ちる→9.蓮根ができる - 花蓮のレンコンをレプリカで紹介しています。
- Q&Aコーナー
- 蓮の葉の上の水は、なぜ玉のようにまるくなるの?
- 晴れた日、葉の真ん中で、水が沸騰するってほんとう?
- 浮葉の気孔はどこにある?
- レンコンの穴は何のため?
- 蓮の実の寿命が長いのはなぜ? など
花蓮のレプリカ展示
~ 古代蓮の仲間 ~
古代蓮の里に咲く花蓮のうち、20種類の花蓮のレプリカが飾ってあるほか、22種類の花蓮の特徴を展示しています。
全42種類の花蓮の、微妙に違う色合いや形などを見比べて、蓮の花の美しさをお楽しみください。
蓮の文化誌コーナー 蓮のことが学べます。
蓮をモチーフにした、いろいろな表現を案内するコーナーで、モニター画面で蓮染めや、人形、パッチワークなどを紹介しています。
また、全国の花蓮の名所マップや蓮の育て方など蓮に親しめる情報を展示しています。
- 蓮の文化誌
- 花蓮名所マップ
- 蓮と仏教
- 蓮と美術
- 蓮と食文化 など
暮らしと行田蓮
- 花蓮名所マップ
- 花蓮園芸ガイド
- 花蓮を育てる
- 植えるときの要点(種からの栽培、実からの栽培)
- 食用としての蓮
(実・・・果肉を「おかゆ」や「甘納豆」に)
(根茎・・・レンコン)
(葉・・・蓮茶に)
(花・・・茶葉に)
(蕾・・・お茶に)
(巻葉・・・蓮飯に) - 生活を彩る蓮
「ひらいた ひらいた なんの花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったらいつのまにかつぼんだ」・・・蓮のことを唄っています。
情報コーナー
自然に関する情報の提供や行田市の観光情報などを地図上で説明しています。
また、蓮、植物、昆虫、鳥、山などの自然に関する書籍が置いてあり、その場で学習できます。
●蓮の本
- 蓮/法政大学出版会
- 大賀一郎 ハスと共に六十年/日本図書センター
- まぼろしの花がさいた/くもん出版
- 蓮と法華経/第三文明社
- 蓮の話第2号/かど書房
- 蓮の話第3号/かど書房
- 蓮の話第4号/かど書房
- 魅惑の花蓮/日本公園緑地協会
- 花はす栽培/蓮膎公園
- 近江妙蓮/サンライズ出版
- 蓮 ハスをたのしむ/ネット武蔵野
- 古代蓮~咲き誇る古代の華~ 写真集
- 古代蓮~花托から果托へ~ 写真集
- 行田蓮 写真集
- 蓮への招待/西田書店 など
●行田に関する本は・・・
- 目で見る行田、加須、羽生の100年/(株)郷土出版社
- 埼玉県の不思議事典/新人物往来社
- 行田ことはじめ事典/(株)国書刊行会
- みて学ぶ埼玉の歴史/(株)山川出版社
- さいたま古墳めぐり/(株)さきたま出版会
- 埼玉の遺跡/(株)さきたま出版会
- ぎょうだ歴史系譜100話、行田市市勢要覧など
展望室
360度の大パノラマが広がる展望室は、大自然を満喫できます。
(床面積:約123平方メートル)
(収容人員:100人)
- 展望室までの高さをビルにたとえると・・・約17階になります。(1フロアの高さを3メートルとして)
- 通常、エレベーターをご利用いただいております。(非常階段は、285段あります。)
展望室(地上50メートル)
廊下を通って一番奥にエレベーターホールがあります。
このエレベーターは約11人乗りです。
約33秒で地上50mの高さにある展望室(収容人員100人)に到着します。
行田市が関東平野のほぼ中心に位置していることから、この高さからは、まわりを取り囲む山々などをはじめ、市全体を一望することができ、直下の古代蓮の里の四季折々の景色も堪能できます。
展望室から見た夜景。
東京スカイツリーや東京タワーまでも見ることができます。
休憩所
2020年6月から、無料でお使いいただけるようになりました。
お客様の交流の場としての休憩コーナー。蓮の開花する真夏でも涼しく休むことができます。
(床面積:約248平方メートル)
(収容人員:100人)
お客様の交流の場としての休憩コーナーです。
休憩所は、飲食可能です。(持ち込みOK!)
売店では、おにぎりやサンドイッチなどの軽食を販売しています。
催事室
休憩所横には催事室があり、絵や俳句、写真、人形など市民による創作活動などの展示発表をしています。
平成18年7月は、全国創作粘土人形の会によるサン・クラフト・ドール作品展を開催し、蓮の妖精たちや踊り子など愛らしい人形の世界をお楽しみいただきました。
研修室
研修室では、営利を目的とする物品の販売はできません。
飲酒や危険物の使用はできません。
お弁当や飲み物の持ち込みは可能です。会合や休憩にどうぞご利用ください。
茶道具はありません。
展示室・展望室へ入館の際は、別途入館料が必要となります。
半日単位のお貸出しとなります。
半日(9:00~12:30/13:00~16:30)・1日(9:00~16:30)
研修室をご利用の方は、
有料公園施設利用許可申請書(21KB)
有料公園施設利用許可申請書(67KB)
をご提出ください。(受付:古代蓮会館)
工作室(別料金)
研修や休憩、会合など多目的な利用ができます。
(床面積) 約122平方メートル
(収容人員) 100人
(利用料金)
半日 | 1日 | |
市内 | 2,620円 | 5,240円 |
市外 | 3,930円 | 7,860円 |
*事前にお電話での仮予約を受け付けいたします。
(電話048-559-0770)
有料公園施設利用許可申請書(21KB)
有料公園施設利用許可申請書(67KB)
古代蓮会館主催の緑化推進講座は、こちらの工作室で行っています。
和室(別料金)
30畳の広々としたスペースで憩いのひとときをお過ごしいただけます。
(床面積) 30畳
(収容人員) 50人
(利用料金)
半日 | 1日 | |
市内 | 1,380円 | 2,760円 |
市外 | 2,070円 | 4,140円 |
*事前にお電話での仮予約を受け付けいたします。
(電話048-559-0770)
有料公園施設利用許可申請書(21KB)
有料公園施設利用許可申請書(67KB)
研修室等の利用の制限
研修室(工作室および和室)を利用しようとする者が、次のいずれかに該当すると認められるときは、その利用を許可しない。
- 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき。
- 営利を目的とする物品の販売又は催物を行うと認められるとき。
- 集団的又は常習的に暴力、若しくは不法行為を行うおそれがある組織・団体が利用すると認められるとき。
- 利用申請書等の記載事項に虚偽が認められたとき。
- 危険物等を使用し、災害発生のおそれがあると認められるとき。
- 会館の施設、設備を損傷、又は会館の物品を亡失、若しくは損傷するおそれがあると認められるとき。
- 特定の政党又は宗教を支持、若しくは反対する等政治的・宗教的活動を行うと認められるとき。
- 他人に危害を及ぼし、又は迷惑となる物品を携帯、若しくは動物類を携行すると認められるとき。
- 飲酒すると認められるとき。
- 酒気を帯びていると認められるとき。
- その他前述に準ずると認められるとき。
古代蓮の里